体のおよそ60％が水分で構成されている人間の身体。水は生命維持の源といっても過言ではありません。日常生活で1日に必要とされる水の量は最低でも１リットル。ハードなトレーニングや過酷な戦いを長時間続けるトライアスリートにとっては、さらに多くの水分が必要となります。水分補給に使われるのは主にミネラルウォーターですが、近年ではその「水の質」についても注目が高まっています。
Chapter1
大量に汗をかくトライアスリートにとって理想的な水とは、どんなミネラルがどのようなバランスで含まれているかが重要です。ミネラルを含まない水は、ミネラルをバランスよく含んだ水と比べて、その吸収効率はおよそ半分ほどと言われています。人は体内の３％の水分が失われると喉の乾きが麻痺し、８％を超えると脱水症状が始まります。特に、汗を大量にかくトライアスリートは水分補給をした際に、水分とともに失われた成分を素早く吸収し、細胞に届くかがパフォーマンス維持や疲労回復の鍵となります。
Chapter2
一言でミネラルといってもその種類は多様ですが、水分を効率よく吸収し、体を正常な状態に保つ重要な働きをするのがカルシウムとマグネシウムです。カルシウムは汗と一緒に体外へ流れ出してしまうと、それを補うために体の免疫システムが機能し、骨や歯に含まれるカルシウムが溶け出します。その結果、血中のカルシウム濃度が過剰に高まり、血管障害などを起こしやすくなります。また、マグネシウムは体内でカルシウムが機能するのをサポートする役割があり、最も効率的に働くには摂取する比率カルシウム２に対してマグネシウム１の摂取量が理想とされています。
Chapter3
トライアスリートとして、もうひとつ注目しておきたいミネラル成分が「シリカ」です。シリカとは血管や関節など、身体のあらゆる組織に含まれている成分であり、組織の再生や維持、補強に重要な役割を果たしています。仮にシリカが不足した場合、組織の再生が追いつかず身体機能が低下し、パフォーマンスが低調になってしまう可能性もあります。また、シリカは疲労物質である活性酸素の発生を抑制する抗酸化力も兼ね備えています。過酷な運動は多くの活性酸素を生み出し、疲労を蓄積していきますが、シリカをとることで疲れにくくなるといった効果が期待できます。長時間かつ過酷な環境下で高いパフォーマンスを発揮し続けなければならないトライアスロンという競技において、ミネラルウォーターは単なる水分補給のツールではなくなってきています。これからはカルシウムとマグネシウムのバランスに加えて、「シリカ」が含まれているかをチェックすることが、コンディション管理の重要なファクターになると言えるでしょう。
※各公式HPより参照しており「ー」は成分表に表示がないことを指します。
採水地（水源）：宮崎県小林市
硬度：140mg/ℓ（中硬水）
ph値：6.9
栄養成分（1ℓあたり）：
カルシウム31.0mg
マグネシウム14.0mg
カリウム5.7mg
シリカ97.0mg
炭酸水素イオン170.0mg
サルフェート30.0mg
バナジウム34.0μg
ゲルマニウム50ppb
1箱（500ml ×24本入り） 価格4,500円（税込）
1箱（21×9 本入り） 価格5,750円（税込）
I-STORM代表。2011年の佐渡国際トライアスロン大会Aタイプ優勝をはじめ、ロングディスタンスを中心に競技活動を行うトライアスリート。また、トライアスリートの指導も行い、日本のトライアスロン普及に携わっている。
飯田選手に「のむシリカ」の感想を聞きました
「のむシリカ」を飲み始めるまでは、トレーニング中や後には脱水予防のため、ミネラルウォーターや浄水にナトリウムなどの成分が入った粉末を溶かして飲んでいました。水を飲むシーンはいろいろありますが、日常生活、トレーニング時、レース時など、それぞれのシチュエーションで「良い成分を適切な量で」飲むことが大切だと思っています。その点でいうと「のむシリカ」は良い成分という条件を大いに満たしてくれていると思います。また、飲みやすさの面では軟水に近い感じですので、非常に飲みやすいですね。アスリートに必要なミネラル分が多く、しかも吸収しやすい比率で含んでいるので仕事もトレーニングも頑張れるという安心感があります。主宰しているスクールでも水分補給について相談されますが、そういった特徴を伝えてオススメしています。
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