取材した人:花香 美咲
「第33回みなと酒田トライアスロンおしんレース」が開催されました。東北地方のトライアスリートはもちろん、全国から参加した選手たちの熱い戦いをレポートします。
開催地の酒田市は東京オリンピック・パラリンピックのニュージーランド・ホストタウン(トライアスロン)です。昨年の招待選手カイル・スミス選手に続き、今年もニュージーランド・トライアスロンチームから推薦されたヤヌス・スターフンバーグ選手(19歳)とルーベン・トンプソン選手(17歳)の2名が招待選手として参加しました。
また、山形県出身のスピードスケートオリンピック日本代表の加藤条治選手(33歳)もトレーニングの一環として、スプリント部門に参加。ゲスト選手の活躍で、大会はより一層盛り上がりを見せました。
今年も大会写真を大公開します! この記事を見ているあなたも、来年はぜひ本大会に挑戦しましょう!
老舗大会である本大会は、今年で33回目を迎えます。
フレッシュさが溢れる中学生から、エネルギッシュな80代まで幅広い年齢層の方々が参加しました。コースは昨年同様、スイム1.5km(750mのコースを2週)バイクは40km(13.3kmのコースを3週)ランは主会場周辺と湾岸道路を3週走る10kmの合計51.5kmコースです。
当日は風が吹いていましたが、波に大きく影響を与えることなく、穏やかな海でのスタートとなりました。バイクやランでは向かい風と戦う場面もありましたが、フィニッシュ会場では10代~80代の全選手の笑顔が溢れていました。
毎年、多くのボランティアの方が、事前から本大会を盛り上げるために手伝ってくれています。前日にはビーチクリーン大作戦が行われ、選手のみなさんがケガのないよう砂浜の清掃を行いました。
また、前日・当日の会場設営や撤去作業もスムーズに終えることができました。大会に参加するトライアスリートが競技に集中できて、ケガや事故のないように、そして楽しく競技できるように汗を流してがんばってくれていました。
参加選手をはじめ、大会に関わるさまざまな人たちのおかげで、大会は今年も事故なく、体調不良になる方も出ずに無事に閉幕。そして! 会場では毎年大人気の酒田大会特製カレーが選手や応援者の方々に振舞われました(今年も玉こんにゃく付き!)。 来年の開催が今から楽しみです!
トライアスロンスタイル編集部員。
カラオケとダンスが好きな27歳。“万年ダイエット”から抜け出せる日はいつ来るのだろうか……。泳げない、漕げない、走れない・・・。まずは走ることから挑戦中! アイアンマンまでの道のりは果てしない。