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Race Report

2011大阪国際トライアスロン舞洲大会

天候
晴れ
気温
32℃(9:00現在)
水温
27.2℃
参加者数
エリート 61名
エイジ 305名
スプリント 93名
リレー 21チーム

取材した人:吉本拓也

「大阪国際トライアスロン舞洲大会」はユニバーサルスタジオの近く、大阪北港の一角に浮かぶ人工島・舞洲で開催される。
会場は野球場や体育館があり、駅伝などのスポーツイベントも催される「スポーツアイランド舞洲」。関西圏に住む人にとっては馴染みのある場所での参加しやすい大会だと思う。
レース当日は、雲ひとつない晴天に恵まれた暑い大会となった。朝9時の気温は32度、日中の最高気温は35度だったが、照り返しを考えると40度近くあったのではないだろうか。
スイムは舞洲緑地前から舞洲大橋に向かって戻る、2周回するコース。コース幅は広く、波の影響はほとんどないように見えた。
バイクは平坦な舞洲とアップダウンのある舞洲大橋の組み合わせを7周回する。直線と直角のコーナーの連続はテクニックが必要だが、応援はしやすい。日陰を選んで選手を応援する家族連れもみられた。
ランは日陰の少ない舞洲の海沿いの5キロを2周回するコース。気温がぐんぐん上がり、まるで真夏のトライアスロン大会のようだったが、7月初旬はまだ暑さに慣れていない時期でもあり、選手の消耗は激しかったと思う。
ジャパンカップが併設されているため、エイジ終了後にエリートがスタート。いつもながら迫力のある泳ぎに圧倒された。女子は佐藤選手が嬉しい初優勝、男子は平野選手が久しぶりの優勝を飾り、大阪の熱い大会を締めくくった。

朝からピーカン!気温もどんどん上昇する。トライアスロン日和?!

スイムチェックからあがってくる選手たち。水温は27.2℃と高かった。

スタートはフローティング。舞洲大橋に向かって泳ぎだす。

750mを2周回。波の影響は少ないようだった。

スイムアップしてほっと一息。

トランジットもトライアスロンの面白さのひとつ。ひとりずつ儀式や方法をもっている。

バイクは直線と直角コーナーの連続。7周回するので応援もしやすい。

コーナリングのテクニックがモノをいう?!

唯一のアップダウン、舞洲大橋。力の差はここで出る。

ランは海岸線を走る。景色はいいが暑さとの戦い。

選手は思い思いの暑さ対策で対向する。遠くにUFJの観覧車が見える。

最高気温は35℃。水分をこまめに取りながら走る。

大阪湾を背にしながら...。ハワイにも見えなくもない。

この暑さの中でこの元気。恐れ入ります。なでしこは強い!

水をザバザバかぶりながら走る。これぞトライアスロン。

エリート男子のスタート風景。いつもながらの大迫力。

スイムで平野司が逃げたが、バイクで後続が追いつき7人の第1パックを形成。

ランで飛び出したのは平野司。このまま逃げ切り、久しぶりの優勝を飾る。

エリート女子は、ランで西を引き離した佐藤がうれしいジャパンカップ初優勝。

1位・平野、2位・平松、3位・外山。同年代で戦ってきた3人。それぞれの喜びがあった。

大阪に行ったらコナモン食べねば!
ネギ焼き・牛スジ・コンニャクを注文。大阪の食文化を満喫!

吉本拓也

本職は広告や雑誌のアートディレクター。徹夜仕事に追われていた20代後半、体調を崩したのをきっかけにジョギングを始め、マラソン大会に頻繁に参加するようになる。3年後の1999年に新島大会でトライアスロンデビュー。以来、トライアスロン好きが嵩じて大会ポスターやショップ広告、雑誌などの制作に関わるようになる。
トライアスロン歴12年目の43歳。

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