2011.4.21
羽田空港6:55発→宮古島空港10:00着→現地では基本的にレンタカー移動
2011.4.26
宮古島空港12:00発→(那覇経由)→羽田空港15:55着
取材した人:吉本拓也
■ 第27回全日本トライアスロン宮古島大会 PART3
ロングのトライアスロン大会の中でもリピート率が高く、一番人気を誇る宮古島大会。
今年は例年よりも約1週間遅く、4月最終週の日曜日に開催されました。
本大会の人気の秘密は、東洋一を誇るエメラルドグリーンの海と島をあげての歓迎ムード。
選手たちが島を訪れるのは短い期間ですが、大会開催のための準備は1年前から始まっており、たとえば、沿道や競技場に置かれた色とりどりの花は、子供たちが種を蒔き、育て、咲かせたもの。その過程は、子供たちの情操教育にも役立っていると聞きます。
また、さとうきび収穫が忙しいなか、個々に道路を清掃して選手の安全を確保する姿は、27回という歴史に支えられ、積み重ねられてきた大会への「想い」として感じられます。
大会前日は宮古島らしい強風が吹き荒れましたが、当日は打って変わって風がなく、波も穏やかな絶好のコンディションに。開催目的に掲げた「復興支援」にふさわしい、気持ちのよい1日となりました。
■ 4月25日(月)
7:30~13:00までバイク引き渡し、9:00より完走証とリザルトの配布。
15:00より宮古島市民体育館にて表彰式とふれあいパーティが開催された。午前中は有志によるゴミ拾いの呼びかけもあった。
レース翌日は午前中から大荒れの天気に。1週間後、沖縄地方は平年より早い梅雨入りをした。
本職は広告や雑誌のアートディレクター。徹夜仕事に追われていた20代後半、体調を崩したのをきっかけにジョギングを始め、マラソン大会に頻繁に参加するようになる。3年後の1999年に新島大会でトライアスロンデビュー。以来、トライアスロン好きが嵩じて大会ポスターやショップ広告、雑誌などの制作に関わるようになる。トライアスロン歴12年目の43歳。