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Race Report

白神杯 鯵ヶ沢トライアスロン大会

天候
晴れ
気温
26℃
水温
22.5℃
参加者数
一般男子 146名
一般女子 9名
リレー 28チーム
ジュニア 44名

取材した人:吉本拓也

青森県唯一の大会である「白神杯 鰺ヶ沢トライアスロン大会」は、26回を数える歴史のある大会。ジュニア大会も8回目となり、今年は44名の子どもたちが参戦。着実にトライアスロンが地域に浸透していると感じられる大会だった。
会場は透明感があり、水質のよい鰺ヶ沢海水浴場のある「はまなす公園」。スイムは遠浅の海水浴場の岸と平行して2往復半するコース。岸側は足がつく深さで、スイムが苦手な人でも安心できそうだ。
バイクは世界遺産・白神山地の玄関口「ミニ白神」まで登って降りてくる往復のコース。気持ちのいいコースだが、登りのパワーとコーナーのテクニックが必要で力の差が出るコースだと思う。平地では物足りない人におすすめだ。
ランは緑の豊かな大高山総合公園の周辺を走る。レース当日は快晴で暑くなったが、湿気の少ない風がやや強めに吹いていた。東京から来た自分にとっては日本の夏とは思えないほど過ごしやすかった。
東北はどの大会も地域色が豊かで、大会を自然の中で思いきり楽しめる。新鮮な魚介類や旬の果物を味わえるのも魅力のひとつだ。
今回は青森空港を利用したが、空港を出たとたん木の香りに包まれ、清々しい気持ちになった。

津軽の秀峰・岩木山。
朝からきれいに見えていた。

まずはナンバリング。朝からこの迫力。

津軽美人に挟まれちょっと緊張気味?!

水中からのスタートだが、足がつくのでスイムが苦手な初心者でも安心。

岸と平行に2往復半する。折り返し地点では立って安全に回る選手も多い。

スイムトップはさすがに絵になる。

バイク・トランジットまで約350m走るミニランがある。

ウエットを着たままのラン。
給水ボランティアも大忙し。

いざバイクスタート。ミニ白神に向けてGO!

走りごたえのあるバイクコース。往路は登り基調、復路は下りのテクニックが重要。

折り返し地点は「ミニ白神」。白神山地の魅力を味わうことができる。

ミニ白神では、地元の元気なおばちゃんたちのエイドが待っていた。

港町・鯵ヶ沢を走る

7月末だというのにまだアジサイがきれいに咲いていた。

強い日差しも雑木林が適度に遮ってくれる。

三沢基地から参戦?!

タイガーマスクも走る。トランジットでかぶったの?!

エイドで頭から水をかけてもらう。これも夏のトライアスロンの魅力。

第8回となるジュニア大会も併設。ナンバリングに恥ずかしそう。

お父さんに手伝ってもらいバイクの準備。ボクより真剣。

ジュニアのスタートは低学年、高学年、中学生に分かれる。

低学年は100m。
しっかりお水をとって自転車に。

着替えも競技のうち。だけど低学年は手伝っても可。

どっちに行けばいいの?

ゴール後は鯵ヶ沢特産のフルーツが待っている。

鯵ヶ沢産メロン!美味でした。

被災した岩手・釜石の復興支援のために岩手県協会がブース出展。9月4日に復興祈念アクアスロンを開催する。

吉本拓也

本職は広告や雑誌のアートディレクター。徹夜仕事に追われていた20代後半、体調を崩したのをきっかけにジョギングを始め、マラソン大会に頻繁に参加するようになる。3年後の1999年に新島大会でトライアスロンデビュー。以来、トライアスロン好きが嵩じて大会ポスターやショップ広告、雑誌などの制作に関わるようになる。トライアスロン歴12年目の43歳。

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