アクセスのいい大会はいくつもあると思うが、「蒲郡オレンジトライアスロン」もそのひとつ。会場は蒲郡駅から歩いて5分ほど、メイン会場が市街地なので応援も多く、応援もしやすい大会だ。
スイムは750mを2周回するコース。2分間隔で第4ウエイブまで分かれており、泳ぎやすい。バイクは真っ平らとも言ってもいいコースで道幅が広く、ランは観光地・竹島とメイン会場を往復するコースだ。
暑さとの戦いとなったが、観客も多く、またエイジのレース終了後にエリートのレースを観戦できる。今年は800名を超える選手が集まったが、歴史と実績があり、参加しやすい大会なのでトライアスロンの人気上昇とともに、今後はさらに参加人数が増えるのではないだろうか。
蒲郡駅前にはアメリカズカップに参戦した「ニッポン・チャレンジ」が。会場まではここから徒歩5分ほど。
プロトライアスリート・西内選手のお父さんは強豪エイジだ。地元・福島県南相馬市の現状を訴えていた。
スタートはまずジュニアスプリントから。
この中から未来のオリンピック選手が出てくるのかも。
スイムスタート前。緊張感が漂う。
ウェイブスタートは2分間隔。第4ウェイブまで分かれてスタートした。
フローティングからのスタート。750mを2周回する。
スイムコースは幅もあり泳ぎやすいが、直角に曲がるブイ付近ではさすがに混雑する。
トランジットで仲間から応援されてこの表情。スイムを終えて一安心?!
800名を超える選手の数だとトランジットエリアも巨大。迷う選手も見受けられた。
女性も多く参加していた。
バイクコースは真っ平ら。道幅も広く初心者でも安心して走れる。
スーパースプリントに参加の中学生。大人に交じって堂々たる走り。
ランの頃には日差しも出て、気温もぐんぐん上昇。湿度も高く、暑さとの戦いに。
メイン会場と竹島の間の海沿いを走る。
八百富神社・竹島は、日本七弁天のひとつ。開運・興福を司り、安産の守護神として祭られている。
エリート選手と同じゴールが出来るのもこの大会の魅力。
アジアカップ蒲郡大会、女子優勝は土橋選手。ランで他を引き離した。
男子優勝は、細田選手。バイク5人の第1集団で終えるとランで飛び出しそのまま逃げ切った。
吉本拓也
本職は広告や雑誌のアートディレクター。徹夜仕事に追われていた20代後半、体調を崩したのをきっかけにジョギングを始め、マラソン大会に頻繁に参加するようになる。3年後の1999年に新島大会でトライアスロンデビュー。以来、トライアスロン好きが嵩じて大会ポスターやショップ広告、雑誌などの制作に関わるようになる。
トライアスロン歴12年目の43歳。