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Race Report

【2020年開催した大会特集】大阪城トライアスロン大会

本特集は、コロナ禍でほとんどのトライアスロン大会が中止・延期となっている中、
開催することができた大会に対して編集部がアンケートを行い、その中から
「大会を決行するにあたった経緯」
「コロナ禍での大会運営時の問題点」
「来年への意気込み」
といった大会側からのコメントを抜粋し、掲載していく企画です。

【開催日】10月11日(日)

大会の紹介

2017年にスタートした本大会は、大阪の象徴である大阪城をメイン舞台とした都市型トライアスロンで多くの観戦者が声援を送り大いに賑わいます。
また、『城のお濠を泳ぐ、世界初のトライアスロンコース』として大きな注目を浴びています。

予定人数と実際の参加者

・予定人数870名+リレー30チーム ※コロナ禍前
・参加(スタート)人数665名+リレー19チーム ※数字はエイジのみ(エリート除く)

大会関係者からのコメント

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Q:コロナ禍での開催に踏み切った動機

  • 他大会が中止となる中、大阪からの元気発信&地域の活性化。
  • 選手からの要望と主催団体の一つである行政(大阪市)の後押し。
  • コロナ対策を理解して頂いた上での医師会の協力。

Q:コロナ禍での開催のポイント

  • 選手、大会スタッフ(関係者含)の事前~当日~事後の健康(体調)チェック(管理)※検温含
  • オンライン競技説明会。観客・来訪者と選手とのゾーニング。
  • セレモニー(開閉会式・表彰式)の中止。
  • レース中以外のマスク着用の徹底と密にならないためのコース変更、スタート方法変更、時間変更、人数変更など。機材等の消毒の徹底、看板・プラカードによるコロナ対策の呼びかけ。
  • 大阪コロナ追跡システム・新型コロナウイルス接触確認アプリココア(COCOA)登録のお願い

Q:コロナ禍での開催時に最も注意を払った点

  1. 大会に関わる全ての人の健康と安全を第一に考える。
  2. 大会が安心、安全の場であること。(上記ゾーニングも含め、三密防止の徹底)
  3. 大会に関わる全ての皆さんの体調チェック。(ウイルスを大会会場に持ち込まない)
  4. 選手、観戦者、一般来訪者の導線。(大会がクラスターとなることは絶対に避ける)

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Q:上手くいった点・いかなかった点

事前に観戦、応援の自粛を呼びかけていたが、都市型大会ということもあり、やはり場所によっては密になっている状態が見受けられた。
コロナ禍におき、日々変わる動向の中、あらゆる判断とアナウンスのタイミングが難しかった。

Q:開催した結果(良かったこと・悪かったこと)

選手(参加者)の皆さんに喜んで頂けたこと。
※悪かった...ということではないが、コロナ禍でどのような形であれば開催できるかを追求した結果、当初予定のコース、距離、サービス等、提供することができなかった。

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Q:参加者、協力者への一言

距離やコース、スケジュール等も変更となり、多くの制約があった中、大会にご参加頂きありがとうございました。皆さんの笑顔と喜びにふれることができ、無事大会を終えられましたこと関係者一同心から感謝申し上げます。スタッフの皆様におかれましてもコロナ禍という不安もある中、ご協力頂きありがとうございました。引き続き大阪城大会を宜しくお願い致します。

Q:他の大会開催者へのアドバイス

各大会、地域ごとで事情もあるかと思いますので、アドバイスなんておこがましいですが... 「できるか」「できないか」ではなく、「どのようにすればできるのか?」だと思います。 安全面においても絶対はないので、限りなく100に近づけるための各関係者との協力かと思います。

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Q:来年への意気込み

大阪城大会はWorld Cup(エリート)として開催予定であり、初めてエリート・エイジでの2日間開催(実施)となります。まだまだコロナに関して予断は許されない中ではありますが、皆様に喜んで頂けるよう開催に向け尽力致します。宜しくお願い致します。

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