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Race Report

IRONMAN 70.3 セントレア常滑ジャパン

天候
晴れ
気温
33℃
水温
28℃
参加者数
男子 1043名
女子 68名
リレー 57チーム
アイアンキッズ 76名
世界20 カ国から参加

取材した人:小久保よし子

今年の「IRONMAN 70.3 セントレア常滑ジャパン」は、昨年とはコースを大幅に変更して開催された。スイムスタートはりんくうビーチから常滑港へ移ったが、台風の影響を受けて波が立っていたため、距離を1.9キロから1.2キロに変更。スタートを遅らせて、5分間置きのウエブスタートとなった。バイクはアップダウンのあるテクニカルなコース。途中周回が2カ所ある。
今年は「スイム会場」と「常滑市体育館(バイクフィニッシュ)」、「りんくうビーチ(ゴール)」を行き来する無料応援バスがあった。バス停には時刻表が貼られ、ほぼ20分間隔で発車し、途中常滑駅を経由する。コース上は交通規制が敷かれているため、家族や仲間を応援したい人には嬉しいシステムだ。ただ、予想以上に利用する人が多かったのか、満員で次のバスを待つ人の姿も。もう少し発車間隔を縮めるか、乗車人数を増やせればと思った。
ランは常滑市体育館から街中を走り、大野海岸、多屋海岸を通ってゴールのりんくうビーチへと向かうコース。気温33℃、照りつける日射しは痛いほど強く暑さの厳しい大会となったが、昨年よりも大幅に増えた応援が選手の励みになっていたようだ。
昨年開催後に行った地元の人へのアンケートでは、8割が「来年の開催」を望んだという。エキスポ、アワードパーティが行われた空港内を歩いていても「スポーツイベント」の雰囲気があり、快く受け入れられて開催できることの気持ちよさが感じられた。
なお、本大会の前日、りんくうビーチでは昨年同様「アイアンキッズ」が開催され、6歳から12歳の子どもたちが元気にアクアスロンに挑んだ。

スイムは常滑港がスタート。おそろいのTシャツを着た応援団も。今年は応援が多い!

台風の影響で前日からこんな感じ。競技説明会での予想通り、距離は1.2キロに変更された。

ウエブスタート5分ごとに雄叫びが上がる。常滑は今年も暑くなりそう。

バイクスタート地点。コース両脇には仲間のスタートを待ちかまえた人たちが声援を送る。

テクニカルなコースを制してバイクトップで帰ってきた福井選手。

真夏のような暑さとアップダウンのあるコースで体力を消耗した人もいたようだ。

ランのスタートは常滑市体育館。芝生や木陰があり、子どもを連れたお母さんも応援しやすそうだった。

今年の大会も大勢のボランティアに支えられていた。おつかれさまです!

この暑さ、氷を背負って走りたい...。

常滑の古い街並みを走るコース。地元の人の応援が嬉しい。

海沿いに出ると日陰がまったくなくなり、暑さと日射しが増していく。

続々と帰ってくる選手たち。ここを過ぎると白い砂浜が見えてくる!

堤防を挟んだむこう側からゴール会場の声援が届く。とりあえず冷やしてスタート!

りんくうビーチ周辺。海水浴を楽しむ人たちからも声援が飛んでいた。

ゆっくり花道を楽しむ人、猛ダッシュで走り抜ける人、仲間を見つけて駆け寄る人...。ゴールシーンはそれぞれ。

アワードパーティはセントレア空港のホールで行われた。

今回の最高齢は77歳の遠藤澄夫選手!
トライアスロンは年齢ではないことを証明してくれた。

Ironman70.3で日本人初の優勝を手にした福井英郎選手!昨年の悔しさを乗り越えての優勝、おめでとうございます!

小久保よし子

編集プロダクション時代に築いた不健康を取り戻そうと10年前にマラソンを始め、途中4年間ほどエアロビクスダンスにはまったが、2010年に「うつくしまトライアスロン in あいづ」をなんとか完走。3種目をマイペースで練習し、時間内完走を目標とするゆるい「トラ生活」を楽しんでいる。トライアスロン歴2年目。医療や生活習慣病、食事療法などの分野を得意とするフリーライター。

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